2008年2月26日火曜日

Vailで滑った!

人気度全米No.1と言われている、コロラドのVailに滑りに行った。

今までロッキー山脈系はカッパーMt.やパークCityには行っていたが、Vailはあまりのコストの高さから、敬遠していた。
例えばリフトチケットは5日券をネット割引で購入しても一日辺り$90もする。これは八方尾根の2倍以上の高値だ。勿論宿も高い。
だが今回滑ってみて感じたのだが、このリフト高値も暴利をむさぼっているのではなく、この広大なゲレンデに完璧なグルーミングを実現するための必要経費のようだ。

まず、リフトに乗って驚いた。Skierが滑ってる横から圧雪してくSki場が他にあるだろうか?
おかげで寝坊しても、午後でも快適にカービングができる。

人様に見せるようなすべりではないのだが、たまには動画を貼り付けましょう。現状の実力はこんなもの。 でもかなり気持ち良かった。




宿はゴンドラ乗り場から歩いて3分のLifthouseコンドミニアムにしてみた。お金持ちリゾートらしく、(単なるサラリーマンなのに)高さには目をつむり利便性をとった。
夕暮れ時のバルコニーからの眺めはこんな感じ。
Vailの特徴はなんと言ってもBack Bowlだろう。 コロラド辺りのSki場ならどこでもたいていあるが、ここは5つもある。
新雪が降ればサラサラのパウダー天国だ。事実その天国を狙って2月末にしたのだ。

3日目の夜から雪が降り、翌日は新雪。朝一番ゴンドラに乗り、Sun Down Bowlへ。
喜び勇んでドロップインしたものの、コース取りを誤り、沢に下りて苦労した。やはりブラックダイアモンドコースは伊達じゃあない。新雪を楽しむのも、沢を避けるのも、全て自己責任なのだ。
さらに翌日も新雪!
新雪の滑りには先落しもなにもない。リア加重気味にして、全身で気持良さを表しながら滑るのみ。


Back Bowlのひとつ、China Bowlを上がったとこにある、Two Elkでの食事。
高いがスープがうまかった。新雪滑った後に、こんなローケーションでメシが食えるなんて幸せ!ちなみにここの標高は3400mある。
China Bowlを高速クワッドで上がる。高速リフトの豊富さもVailの良いところ。
昼過ぎで、新雪はほぼ食われつくされているが、非常に乾いた雪なので、これでもまあ楽しめる。

表に戻ると綺麗な樹氷になっていた。
今年はまだ3回しか滑っていないが、このVailの5日間で、カービングも新雪も楽しめてもう満足しちゃった感じです。