2008年7月19日土曜日

MOTUL 2度目のオイル交換

SUBARU of Americaが推奨していたオイル交換時期である7.5ヶ月に達し、滑らかさも失われてきた感があったので交換。

いつものように、ランプ(楔型の台)に乗せてオイルを抜く。

推奨通りフィルターも同時交換。
フィルターを交換すると次回始動時、フィルタ内がオイルに満たされるまで各部にオイルが圧送されない。このやばい状態(これこそがドライスタート)を少しでも低減するため、フィルタは新油で満たしてから装着。

MOTUL 300Vの長所は良く言われるように、ベースオイルのエステル分子が金属表面と電気的に吸着性を持つため、添加剤なしの状態でも摩擦係数が低く、ドライスタートも防ぐと言うもの。
逆に欠点は加水分解によって、酸とアルコールに分解するという事。 よって、油温が十分に上がらないちょい乗りでは寿命が短くなるであろうこと。
ただMOTUL曰く現行300Vのコンプレックスエステルは、かつてのジエステルより遥かに耐加水分解性は高いとのこと。

物は試しなので早速廃油を水と混ぜてみた。下1/3の白濁した部分が水と混じって乳化した部分。
ただしこれが加水分解の結果なのかただの乳化なのか判断つかず結局何もわからずじまい。もう今はPAOベースのMobil1は使ってないので、比較目視テストもできず。

ちなみに今回は冬場のボードの遠出が少なかったせいで、7.5ヶ月で5000マイルしか走ってません。Mobil1の2倍の価格のMOTULの評価としては、Mobilで感じていた1000マイルくらいからのがさつ感が無かった点がまずGood。それにやはり滑らかさが一枚上手な感じがして、2倍位までなら出しても買うと言ったところ。ドライスタートに強いと言う点もプラシーボ的に効く。

実はSUBARU of Americaは、いつの間にかターボ車のオイル交換時期を、4ヶ月または3750マイルの準シビアコンディション相当に変更しており、7.5ヶ月での交換は現在は推奨外なので念のため。

なお写真は2台の愛車を前に究極のカフェレーサー状態で冷やしうどんを食すの図。でも蚊やハエや蜂がやってきて早々に退散する羽目に。