2007年8月28日火曜日

雲の合間から見た皆既月食

桃の節句に引き続き、今年2回目の皆既月食を見た。
前回の3月とは逆に、今回は明け方の西の空に皆既のまま沈んでゆく
西の開けたビルの屋上に早起きして行き、Teleview 70mmセミアポ望遠鏡+E510にて直焦撮影を試みたが、あいにくほぼ曇り空。雲の合間から無理矢理撮ったのが以下のショット。
手ブレ低減機能は望遠鏡では使えないので、ミラーアップしてから2秒後にシャッターが切れる振動低減モードで撮った。 ただ、雲の切れ間も一瞬で、シャッタースピードを振って撮る時間がなかった。 このショットはスポット自動露出で4秒も露光したため、月も雲も流れてしまっている。ブランケットモードを使えばよかったと思っても後の祭り。
結局その後は曇ったまま夜明けを迎えた。ニューアーク空港に沈む月食が撮れる絶好のロケーションだったのだが、星見は晴れないと全てパーな、運は天任せな切ないイベント。

夜明けのクライスラービルが綺麗だった。 が、
この日は、会社で眠かったのは言うまでもない。
次回は2008年2月21日。日本からは残念ながら見えないが、NYからは好条件で見れる。季節柄、めちゃめちゃ寒いと思うけど。

2007年8月25日土曜日

Minnewaskaでカヤック

久々に蒸し暑くなったので、今年2度目となるカヤック漕ぎに、お気に入りのMinnewaska State Parkに行ってきました。
ここは自転車乗ってよし、ハイクもよし、さらに泳いでよしと、僕にとって正にアウトドアを満喫できるパークです。しかも行き帰りは、もれなくワインディングのドライブまで付いてくるから素晴らしい! 
と言うことで、今回は今まで唯一やってなかったカヤック漕ぎに来たわけです。
いやー、やっぱり綺麗な水の上で漕ぐのは気持ちいい。最近スポイルされっぱなしの僕は、漕いだあとに水洗いが必要なとこでは漕ぎませんって感じです。
いつも自転車で走って休憩していた崖を、下から眺めるのもおつなものです。

パドルが曲がって写ってますが、勿論このショットはE510+8mm Fish-Eyeで撮ったためで、実際にこんなひん曲がったパドルを使っているわけではありません。(って、そんなことは解ってるか)

この湖は車で降りられないので、船は担いで持っていく必要があって、こんな着ぐるみみたいな感じで結構汗だく。
それだけに、水面での漕ぎと泳ぎ(ホントはビーチ以外ではこれまた水泳ライセンスが必要)が気持ちいい。

このショットは妻の新カメラIXY800ISにて。

2007年8月18日土曜日

OLYMPUS E510

地元のManhasset Bayの公園で遅い朝食をとりに行ったら、渡し舟?(水上バス)みたいのが来ていた。聞くと何とたったの$15で、1.5時間程クルーズしてくれるという。
天気も良かったし、夕方のバーベキューまで予定もなかったので、購入したばかりのE510と交換レンズを持って乗り込んだ。

ここManhasset Bayは超大金持ちが多数住むSands PointやKings Pointからとても近い。そのためか、しばらく停泊中のヨットや大型クルーザー(数億単位のすごいやつ)の間をぬってから沖に出た。
すると体育会系のヨット乗りが何艘か出ていた。この日は風も強かったので、斜めになりながらジグザクに方向転換しながら進んでいく。ゆっくり追い越していくかたちになったので、ここぞとばかりにシャッターを押した。

レンズはTwo Lens Outfit(Wズームキット)付属の望遠レンズである、Zuiko 40-150mm f4.0-5.6
このレンズ、標準レンズか?と思うくらい小さいのに映りはなかなか良い。
上のショットはマンハッタンをバックに3艘のヨット。
下は望遠側いっぱいの150mm(35mmフィルム換算300mm)で撮った。


揺れる船の上から、しかも下限近い1/320秒で撮っているにもかかわらず、ぶれはない。

噂通りE510の手ブレ補正機構の効きは良いようだ。
しかも初めて使う300mm相当のレンズは、こういう動きのある物を引いて撮るのが楽しい。

写真をみると、激しく傾くヨットに子供が乗っているのも見える。撮っている時には全く気が付かなかった。(こっちの船も結構揺れていたし)
そしてこれがSands Point先端にある超大金持ちの家。敷地内に灯台もあり、船の上からしか庶民はおがむことができない場所にある。家というよりもう城だ。
プライベートビーチにハンモックとビーチチェアが見える。いったいどんな人が住んでいるのだろうか?

今回は地元にこんなお手軽なクルーズがあったことを初めて知ったし、E510の威力を発揮できて楽しかった。
毎日Amazon.comをチェックして、最安値と思われる$860で買った甲斐があったと言うものだ。