HID導入
北米仕様のLegacyは、日本と違ってHIDランプでなくハロゲンランプが付いている。
それでもH7ハロゲンのプロジェクターロービームはJettaより遥かに明るいもの、最近のSUVどもと比べると明らかに暗い。
HIDライトキットも大分安くなってきたので、eBayで$70で売られていたものを試しに買ってみた。
安い割にはバラストが薄型のアルミ製なとこに牽かれてこれに決めた。コネクタは一応防水タイプが使われているし、大体$60~$300位で売られている中国製のキットはどこも同じコネクタを使っているし、バラストも外観上からは2・3種類くらいしかないようだから、製造元はどこも似たようなとこだろう。
この価格だとUV低減ガラスも使われていない可能性は高いが、低品質のプラスチックレンズはどの道、太陽光でも黄ばむので、あまり気にしても仕方がない。
完成した右ヘッドライトユニット。バラストはライトユニットの真下に両面テープとタイラップで取り付け、ユニット単位での着脱性を維持した。
ほんとはちゃんとビス止めすべきなのだが、この日は夕方に妻と待ち合わせをしていたので、また遅れると、今後車いじりの時間が捻出できなくなる恐れがあるため、安易な方法に走ってしまったのが本音。
両側とも取り付け、テストするとちゃんと点灯した。素直に嬉しい。
作業はこのLegacy乗りの方のサイトを参考にさせてもらい、とても助かった。マニュアル読むより解りやすかったです。
しかしLegacyは、ばらすとその真面目なつくりに関心する。
Fバンパーレインフォースメントは軽量化のため、高価なアルミの中空角材を奢っている。
ウォッシャータンクも可能な限り低い位置に搭載してるし、ラジエター回りの空力もちゃんと考慮したシェラウドが付いている。こういった見えないところまで走りのためにちゃんと作りこんであるSUBARUはやはり信頼できる。あと、Fバンパー左右の補強も、穴あけ加工されたアルミ製だった。徹底していて素晴らしい!
比較のためのBefore写真。f2.8 1/2sec ISO200 ホワイトバランスDaylight、OLYMPUS E510にて。
これがAfterです。撮影条件は比較のために、Beforeのものと全く同一。よくある過大広告のように、アフターの露出を明るく撮ってはいない。見た目でもこの写真の違いの明るさをそのまま感じる。車線をはみ出すSUV共にも、少しは牽制効果を期待できそうだ。
バーナーはホントは4000kが欲しかったのだけどこのキットにはなく、5000kを選んだのだが、青いというより、蛍光灯のような緑がかった色味に少し違和感を感じる。ただこの明るさなら許せてしまう。
光軸がなぜか若干上がったので、先行車の迷惑にならないように後日調整した。
あとDaytime Running Lightが使えなくなった(抵抗による電圧降下でHIDが点灯できない)ので、後日切り離す予定。
耐久性は毎日乗ってるので、いずれ結果が出るでしょう。