新カメラと花火
7月22日の皆既日食に向けて新たにデジタルカメラを購入した。
機種はOLYMPUS E620。手振れ低減機構にバリアングル液晶も加えた動画以外は全部入りのモデルだ。
もはや今まで使っていたE510の存在価値を失わせるに十分の出来のため、安くても下取りにだすことにした。ただし古いE300だけは、吐き出すJpegの色が素晴らしいため、手放せない。
E510から買い換えた理由は大きく2点。
まずラチチュード(ダイナミックレンジ)が広がったこと。これは輝度差の大きい太陽のコロナ撮影に大きく効いて来る。もうひとつはバリアングル液晶だ。
今回日本の天文ファンの多くが訪れるトカラ列島は、近ツリのツアー抽選にあぶれてしまった。(あのテント住まいなのに一人35万払うツアー)そのため、USツアー会社のButaritariツアー(いったいどこだ?)に参加することにしたのだが、そこからだと皆既日食時の高度は約40°となり、固定液晶ではライブビュー時に上向きとなり、かなり見にくくなる。そのためのバリアングル液晶だ。
ホントは動画機能も欲しかったが、カメラメーカでビデオカメラを商品化していないOLYMPUSは、動画に関してはCanon,Nikon,Panasonicに遅れを取っているので今回はあきらめた。
早速Legacyを撮ってみる。日差しの射している芝生のハイライトの粘りと、ガレージ内の影に残った諧調は、新LiveMOSセンサと画処理のなせる業。(のはず。まだ同一条件で比較はしていない)
この日はメモリアルデーの花火が近所のBar Beachで見れるため、E620を持っていった。
画像は全てAdobeRGBモードで、撮影は1/6か1/8秒露出のシャッタースピード優先モード。ISOは500~200。
多少ぶれているしピンも甘めだが、手持ちでこれだけ写れば御の字だ。例によって新機種は多少ノイズ低減も進んでいる。
話は変わってLegacyのゴムは柔らかくて持ちが悪いところがある。
たとえばクラッチべダルカバーのゴムはたった2年で擦り切れたので、Stiのペダルカバーを付けたのだが、すでにゴムインサートはなくなっている。
写真のゴムマットも4年間の使用で、左足の踵部分に大穴が開いてしまったので、外した。
捨てるのももったいなかったので、玄関マットにした。リブが深いので丁度いい感じ。