2009年2月21日土曜日

Steamboat!

今年のSnowBoard vacationには、温泉で有名なSteamboat Springsに行ってみた。
まずは滑る前に温泉に行く。昼間は水着必着なものの、ご覧のようにまるで日本の露天風呂のような本物の温泉だ。
源泉は熱く、沢の水で薄めた天然かけ流し。硫黄のにおいもほのかにする柔らかいお湯。ここまで来るにはガードレールの無い、雪道の林道を通る必要があり、一人$35払ってツアーに参加した。実際2度目に行った2/27には、路肩を踏み外して今にも谷に落ちそうなトラックを見たので、ツアーに参加するのが無難。
過去に入った北米の温泉としては、イエローストーン国立公園の温泉が流れ込んでいる沢に勝手に入る、というものしかなかったが、ここはちゃんとした?温泉施設だ。

滑走初日はいい天気。雪もNYと違って柔らかく、妻の滑りもなかなか様になっている。と言うか、この写真なかなかカッコイイではないか。羨ましい。
1/25にアバラを傷めて以来、トレーニングを1ヶ月サボっていた僕の滑りは意外といつも通り。動画はこちら。撮影はSD880ISにて。


実は初日に右膝を痛めた。
滑っている最中は何とも感じなかったのだが、その夜から右膝の内部が痛み出した。思い当たる節は、下見なしで調子にのって飛んだジャンプで、完全に平らなとこに着地して転んだこと。飛んだ瞬間やばい飛びすぎた、と思ったが着地時に特に痛みは感じなかった。が、過去に左膝の内側靭帯を数回痛めたことがある僕には、今の痛みはその手のやばいもの、と感じられる。ただ痛む箇所は内側ではなく、膝の中なので、一旦痛めたら自然治癒しないと言われている前十字靭帯か。
今回のVacationもたった一日で終わってしまったのかと崖下転落モード。 翌々日に近くの医者に行くと、レントゲンと触診の結果、心配していた前十字靭帯は問題ないと言う。恐らく膝の皿の裏側を傷めたのだろうとのことで、痛みさえ消えればまた滑れると言ってくれ、ヒンジ入りのサポーターを出してくれた。
一筋の光明が射してきた。ただレントゲンに写るのは骨だけで靭帯は見えないので、触診だけが頼りだ。

受傷後3日目も、とても滑れる膝の状態ではなかったため、Snow Mobileツアーに参加してみた。
アメリカらしく、アクセル、ブレーキ、キルスイッチの説明を受けただけで、いきなりツアースタート。インストラクターのScottが先頭で、僕の前には子供2人を連れた親子の2台がいる。僕はSnowmobileは初めてなものの、ATC(3輪バギー)とATV(4輪バギー)には乗ったことがあるので、ハンドルを切りながら体重を内側にずらす勝手はわかっているつもりだが、どうもしっくり来ない。最初は親子の2台について行くのがやっとだった。
途中、広場で自由に乗れる機会が2回もあり、慣れると楽しくなって来た。妻もかなりエンジョイしていたが、後ろに乗った僕は物凄く怖かった。その様子の動画はこちら。
なおマシンはPolarisの2スト空冷2気筒550cc 60馬力のエンジン搭載で、初心者には十分パワフル。
この約2時間のツアーが送り迎えつきで2人$150(インターネット割引込み)なのは十分安い!

受傷4日めの木曜日にニーサポータをつけて滑ってみた。
この日は朝から雪が降り、昼前には青空が広がると言う絶好のコンディション。もちろん大人しく滑ったこともあり、右膝も大丈夫そう。宿に戻ってから、ジャグジーの中でアイシングしました。

今回Steamboatは温泉と新雪狙いで来たようなもんですが、怪我で滑れなかった3日間は気温が異常に上がり、2月としては異例の雨! NYよりも暖かく、火曜日は何と12℃まであがりお話にならない春の陽気。
ところが木金で季節は冬に戻ってくれて、金曜は今度は-12℃。右ひざのサポーター装着のため、下半身アンダー無しで滑ったので、えらい寒かったが、おかげでやっとこのような新雪も滑れました。


今回泊まったTrappeur's Crossing Resortの温水プールと、Ski場の眺め。
今日は最終日の朝で、寒く冬らしいいい天気。到着時の一週間前もちょうどこんな天気でした。
今回はあばらの傷の湯治を兼ねていたはずが、さらに右膝受傷とアホなことをしてしまったけど、何とか新雪も滑れ、Snowmobileも乗れて、充実した言えた一週間でした。
さあ現実が待っている。。

2009年2月3日火曜日

相変わらず当たり年のNY

今年のNYはずっと平均より数℃低い温度が続いている。

近くのManhasset Bayも綺麗に氷結している。ちなみに海水の凝固点は-2℃くらいらしい。思ったほど低くないか。


またまた雪が降りました。VAから出張者が来ていたので、これからピザを食べに出撃。


ピザを食べて出張者をホテルに送ったあと、Gren Coveにある秘密の8の字特訓場に直行!
極上のパウダースノーだ。新雪を楽しめるのは先駆者のみなのはSnow Boardといっしょ。


この写真はテールスライド中にゆったりブレーキを踏んでそのまま止めて撮ったものなのだが、この位のスリップアングルだと、Fタイヤが丁度直進状態なのが興味深い。気持ち的にはカウンターを当てていたつもりだったのだが。
FRカーの場合はリアのスライドを止めるために、もっとカウンターが当たった状態なのかも知れない。


翌日はからっと晴天。思わず会社ではなく、Ski場に直行したくなるような日だが、アバラを痛めている今はじっと我慢我慢~。