2007年7月20日金曜日

The Police

27年ぶりに、ツアーのために再結成されたThe Policeを見に行った。

マンハッタンのマジソンスクエアガーデンとかはとっくに売り切れでチケットが買えず、近郊のNJ、CT、PAなどを探してやっと買えたのが、ペンシルバニアのHershey Parkスタジアム。
会社を休み、普段あまり乗らないJettaで約3時間ほど走り、予約しておいた宿のShepherd's Acres B&Bに到着。

ビールを買い出し、冷蔵庫にしまってから、さくっと食事をし、会場のHershey Parkに向かった。あのチョコレートで有名なハーシーである。



7:30PMから前座のFiction Planeが45分間演奏し、それなりにうまく若いしCD買ってもいいかなと思わせた。

ところがだ、やはりPoliceのパフォーマンスは別次元だった。
初期のころのファッションのままで飛び出してきた彼らは、$95のチケットをもってしても米粒のように小さく、前の客達の影からちらほらと見える程度。そのため後ろのほうの他の客と同じく、もっぱらスクリーンの映像を見ながら演奏を聴くことになった。
一瞬これではライブの意味がないのではないか?と思いかけたが、たった3人のコーラスも入れないシンプルな構成ながら、初期のアレンジを意識したかのようなストレートでパワフルな音に、すぐ引き込まれて行った。
Stingの声はきっちり出ているし、Andyの控えめながらノリの良いギター、Stewartの変則的なドラミングも健在。
デビュー30周年の彼らは演奏に全く衰えなどなく、Stingは見た目もまるで昔のままだ。
やっぱりペンシルバニアくんだりまで見に来てよかった。

ただしフラットな会場では、どうしても前の客が邪魔になってよくみえない。それだけが残念だった。
帰ってきた今は、もう一回違う会場に見に行くか、とも考えたりして。サイトを見ると、マジソンスクエアガーデンで10月に追加公演があるし。今度はダフ屋も視野に入れてみよう。

2007年7月6日金曜日

Aruba

疲れた日常から逃れArubaで1週間の休暇。夕日を眺めながらスパークリングワインで乾杯。

一日借りた車はJimny。舗装路では最悪に近い車だが、ダートロードでは頼れる相棒。 誰にも追われていないのに思わず逃げたくなる、気分はまるでBourne Supremacy?
こいつの初期のストロークが硬いサスは、てっきり板バネかと思ったらコイルバネだった。
1200ccのエンジンはパワーは無いが、車体は軽いので、ゆっくり走るには十分なトルクだ。ブレーキも前のみディスクだが、これまた車体が軽いことの恩恵で十分効く。
ただ舗装路でのハンドリングは過去最悪更新だ。ホイールバランスがズレまくっているらしく、60km/h(スピードメータが壊れていたので想像)くらいからハンドルが激しくブレ出す。
サスもリアがストロークするときに、横に振れるようなへんな挙動がある。
ただこれら舗装路での欠点はダートをゆっくり走る分には全く気にならない。
ちまたに溢れるCR-VやRAV4などの乗用車ベースのなんちゃって四駆ではないので、サスは丈夫そうだし、最低地上高も十分ある。また前後直結のパートタイム四駆はいざと言うときのトラクションがいい。(恐らくリアデフにはLSDなど入っていないだろうが)
適材適所とはこのことで、ダートの多いArubaでは楽しめた。普段は全く乗りたくない車だが。