2008年11月4日火曜日

電気自動車 TESLA

LAに出張に行ったついでに業者のビルの隣にあった、Teslaディーラに行ってみた。


いわゆるハイブリッドなどの運転する楽しさを考慮してないエコカーには全く興味はないが、このTeslaは別物だ。
電気自動車ながら見ての通り2シータのロードスター。0→60Miles/h加速が3.9秒を誇るれっきとしたスポーツカーだ。
デザインはどこかノスタルジーを感じさせる古典的な面持ち。車体はアルミ・カーボンコンポジット製で軽量可につとめながらもリチウムイオンバッテリーが重い(460kg)せいか1125kgもある。車体はロータスを参考にしたとの話もある。
なおフル充電時の航続距離は220Milesあるそうだ。


リアのデザインはちょっとマーキュリー?っぽく少々安っぽいかな。
アンダーフロアは完全にカバーされていて、リアディフューザも付いており空力にはかなり考慮しているようだ。タイヤは前後異形のアドバンネオーバを履いていた。


なぜかラジエータが付いている。セールスマンはバッテリー冷却みたいなことを言っていたが、まさか水冷バッテリではないだろう。エアコン用か?
それよりブレーキサーボのバキュームはどこから取ってるんだ思い聞いてみると、後部のエンジンからとのこと。でも実は後部にあるのはバッテリーとモータで、ガソリンエンジンは積んでいない。僕はこの時点ではまだ小型エンジンを積んだシリーズハイブリッドと勘違いしていて、そこから取っているんだろうと思っていた。


急速充電中のTesla。カーボンのロールバーが美しい。この車は至る所がアルミとカーボンで出来ており、僕にとってはちょっとした芸術品だ。


ドアヒンジもムクのアルミ。美しい。
価格は一千万円を超えるので、完全に大金持ち向けの車。ただLAには映画関連の金持ちが多く住んでいるし雨もあまり降らないので、そこそこ売れるんではと思った。
化石燃料を直接的な燃料として使わない=エコ という訳ではないが、(発電につかうエネルギーと電力→動力の変換効率で考えないと)排ガスを出さない速い車、見て美しい車という価値は十分感じた次第。

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