2009年11月14日土曜日

久々に4輪ともオールシーズンタイヤに交換

この05Legacy 2.5GTに乗り始めて早4年。
10年もののA3Jettaから乗り換える度に、そのポテンシャルの高さを感じさせてくれた。
雪道での絶大なトラクションやアクセルでパワーオーバーに持っていける走りを楽しめる特性は勿論、ドライ路面でのハンドリング(ステアリングの剛性感・タイヤインフォメーション)は素晴らしい。
Wagonの実用性を兼ね備えながら、走りのポテンシャルと快適さまでも両立した稀有な車だと思う。
懐古趣味的なA3Jettaと、05年当時最新のLegacyとの車ライフは、とても充実したものだった。
そんなLegacyも来年の帰任時には手放さなければならない。

05年と06年にしか存在しない希少な5MT GT Wagonってこともあり、中古車屋ではなく、知人に譲渡する可能性が高い。ならば05年車としては最高に近いコンディションで売ると言うのがこの車に対する愛情と言うものだ。
今のタイヤはFに夏タイヤのAVON Tech M500、Rに純正オールシーズンのブリジストンRE92と言う一般的でない組み合わせ。当然FのグリップがRを上回っており、雨の日にスピンしかけたことも2度ほどあった。
このまま売るのは、いくらAs isが原則の中古車でも忍びないので、あと4ヶ月ほどしか乗らないにもかかわらず、Legacyにふさわしいオールシーズンタイヤに交換することにした。


で、選んだのがこれ、ファルケンZIEX912
選んだ理由は、コンシューマレポートのハイパフォーマンスオールシーズンタイヤ比較で、高い評価を得ていた(氷上でのブレーキだけは低評価)のと、価格が安かったこと。
購入したDiscount Tireでは送料込み1輪当たり$91で売っていたが、送料別でもっと安いサイトを見つけ、電話して値切り4輪で$349に。(1輪当たり$87.25。件の安いサイトより送料込みで総額$12ほど安くなった。)
取り付けは地元のタイヤ屋で、1輪当たり$35もかかったので結局総額$489となった。これでも地元のタイヤ屋で全て買うより$20程安いのだ。
で、肝心の乗り味だが、やはり所詮オールシーズンだった。
いくらハンドリングを含む評価が高かったとは言え、夏タイヤのダイレクト感はなく、ステアリング中立付近が多少曖昧になった。
まあオールシーズンは所詮妥協の産物だし、当たり前だけどミニバンやSUVから較べれば、遥かにダイレクトでスポーティだ。
ちょっとタイヤが重いのか、レスポンスは落ちたのに少しドタバタ感がある。(特にリア。剛性感が落ちたので、規定より1PSIほど高めの空気圧にしているせいもあるかも)
まあ初めて乗る人には十分、良いハンドリングと感じられるレベルではあると思う。
雪道で全くグリップしない夏タイヤは、NYにおいては、スタッドレスも持っている人にしか履けないものなのでしかたなし。手持ちのスタッドレスは、タダであげる気はしないので。


今回9年落ちのJettaのスタッドレスタイヤ、ピレリ210SnowSportも交換した。
ピレリは下手なオールシーズンタイヤ以上の剛性感があり、雪道のグリップも良く、茨城に住んでいて、毎週のようにSnowBoardに行っていた僕には素晴らしいタイヤだった。
残溝5mmでまだ使えたのだが、氷では全くグリップしないこともあり、9年も使っていたので思い切って買い換えた。
ピレリは残念ながらもう15インチサイズのハイウェイスタッドレスを作ってなく、選択肢は限りなく少ない。
ワンサイズ細く若干大きい195/55-15なら数社が候補に挙がり、結局またもやコンシューマレポートで評価の高かったブリザックLM25にしてみた。
基本的にオーバープライスなブリジストンは嫌いだったのだが、1輪$71のセールプライスと、氷上も含めた高評価に負け、試してみることにした。
買ったあとで検索すると、このタイヤのランフラット版がGTRの純正スタッドレスとして、日産に採用されており、あのこだわりの車に選ばれる位だから、ドライの特性も含めて間違いは無さそうだ。

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