2008年3月29日土曜日

Sam Barshを見に行った

Samは一般的には無名なキーボーディストだと思われるが、個性派ベーシストAvishai Cohenとのライブで光るピアノプレイを見せていた人だ。
バンドはキーボード、ドラム、ベースに鉄琴(ヴァイブス)とコンガ(パーカッション)を加えた豪華5人編成。
演奏は、スタンダードで超上手かったDon Friedmanを見たばかりだったためか、最初ドラムのシンバルの割れたような音が耳についた。でも途中から変則的なリズムも織り交ぜ、最終的には満足のいくステージとなった。
例によってBlueNoteで見たのだが、今回Samのステージは金曜深夜12:30AMスタートのOne night stand。(一晩のみのステージ)そのためか2時間近くたっぷり演奏してくれた。Samお得意の動きのあるピアニカ演奏は期待とおりだったが、目の前のTimの鉄琴演奏は迫力がありながら美しい音色で、とても新鮮だった。
途中でラッパーが飛び入り参加していた。最初は何かへんなおっさんが勝手にステージに上がって来たなあ、と思っていたらSamの友人だそうだ。全くのアドリブだとしたら、延々音楽に合わせて歌い(しゃべり?)まくるのは大したもの。
どっちかと言うと、大人しめのSamの客層には浮きかけていたが、最後の方は結構盛り上がっていた。
このパフォーマンスでテーブルチャージ一人$7は安い!演奏が終わったのは3AMで、マネージャの人から$15でCDを買い、(何とBlue Noteでは売っていない)その場でSamにサインをもらい、満足しつつ帰途についた。

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