2008年8月4日月曜日

ブレーキディスク表面研磨

まだブレーキパッドは残っていたが、週末カミサンがいなかったので、いつかやろうと思っていた、業者に出す必要のあるディスク・リサーフェース(研磨)を実施することにした。

まずはフロントサブフレームをジャッキアップして、サイドシルに馬をかける。
そしてディスクを外して業者に持っていくのだが、途中からいきなり雷雨になってきたので、パッドのチェックやブーツ・ピン類のグリスアップを先にやることにした。

右パッドは残り5mm程度でまだ使える。外して清掃。
左パッドを外して驚いたのだが、内側のパッドのインナーシムが腐ってぼろぼろになり、まるで土のようだった。。
写真は上から、左内側パッドのアウターシム、腐ったインナーシム、内パッド、外パッド+インナーシム、アウターシムの順。
SUBARUはご丁寧に鳴き防止のパッドを2枚も重ねているのだが、内側のインナーはおそらく融雪剤の進入で腐食したのだろう。BoardはいつもLegacyで出かけていたし、大雪が降るとMacy'sの駐車場に8の字をしにも行っていたので。次組む時には、腐ったインナーシムは捨て、ブレーキグリスを多少多めに塗っておこう。
しかしこれが、最近感じていたブレーキタッチの頼りなさの原因だったなら納得だ。

雷雨が上がったので、外したディスクをJettaに積んで、電話していおいたタイヤ屋に向かう。
地元Port WashingtonのGoodYearタイヤ屋は2枚で$70のボッタクリ価格(新品ディスク1枚買えちゃう)を提示されたが、上記Mineolaのタイヤ屋はなんと10年前と変わらぬ、2枚で$20だったのだ。
だが閉店30分前に行ったのでこの日は無理とのこと。2枚で最低でも40分以上かかるそうだ。Pleaseって言ってもだめだったので、あきらめ月曜の早朝(7AMから開いている。メカニックは早起きだ)に行くことにした。

月曜の朝7AMに家を出タイヤ屋へ。
これがディスクの表面研削を行う旋盤のような専用マシン。ディスクの裏表を同時に、計3回削っていた。ディスク持ち込みとは言えこれで$20は格安だ。
ただすごく気になったのは、どう見てもディスクが斜めになっている。片当たりしながら削れて行くのだ。考えられる原因は二つ。ディスクが反っていたか、マシンへの取り付けが傾いているかだ。
ただメカはちゃんとディスクの取り付け面をリュータで錆落とししていたし、僕もワイヤーブラシでこすってから持って行っている。ブレーキタッチも柔ながら、ペダルにパルセーションなどは感じたこともなかった。つまりどっちも考えずらいってこと。
不安ながらももし斜めに削られていたら、クレームするしかないと腹を決めて、削られていく様を見守った。2枚とも同じように削られていった。

夜帰宅してから、なるべく近所迷惑にならないように、静かに組む。ピカピカのディスクが気持ちいい。仮にディスクが反っていたのなら、一回熱が入った後の修正なのでもう反らないかも。
キャリパーもハンガーもパッドもすでにグリスアップ済みだったので、ただ組んでいくだけなので楽。清掃と給脂には結構時間がかかるものだから。
ハンガーとキャリアはきっちりトルクレンチでボルト締めして、組み上げ早速試乗してみる。
まだパッドとディスクの当たりが付いていないので、効きそのものは弱めだが、タッチは悪くない。と言うか良くなっている。心配したディスクも斜めには削られていなかったってことか。
と言うことは、ディスクは反っていたことになるのだが、ひょっとしてフローティングキャリパーってディスクの反りに追従してしまうものなのかも知れない。よってしばらく走った後のペダルの遊びが増えるノックバックも起こらなかったのかも。
数日すると、明らかに制動力は以前より増しており、静止時の踏み応えの柔らかさも減少した。
これで$20なんだから本当にディスク研磨やって良かったというのが今回の結論だが、このLegacyではオートクロスとか一度も出ていないし、激しい山道走行をする機会はなかったはず。にもかかわらずディスクが反ったとしたら、意外とSUBARUのブレーキは柔なのか?

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