2008年8月23日土曜日

TangleWood

久々にTangleWoodにクラシックの生演奏を聞きに行った。
TangleWoodはNYとの州境にちかいMAの西の外れの風光明媚な丘陵地帯にある。
変化が多く運転して飽きないTaconic State Parkwayを北上し、6PM過ぎに到着。やけに空いているな~っと思っていたら、7PMではなく8:30PM開演であった。(でも結果OKな勘違い)
$18の一番安い庭チケットを買った僕らのような人にとっては屋外イベントなので、天気がいいのがうれしい。持ってきたBeerやWineを飲みながら食事を楽しむ。気持ちのよいピクニック。

やがて日も暮れ、観客も集まってきた。椅子やらテーブルやら物量作戦で持って来て、持参したワインと軽食を楽しむのがTangleWood流。
ちなみに僕らはヤードのほぼ最前列ながらシート一枚のみ。

ここで一部のジモティーしか知らない耳寄りニュース。$18庭チケットでも実はホール内の一番後ろのベンチで演奏が聞ける。ちゃんとオーケストラの生音だ。ちなみに演奏は多数のマイクで音を拾って外のスピーカを鳴らして、庭の後ろのほうでも聞けるようにしている。
ちなみに今日の曲はベートーベンの交響曲#2と#3。実は全然知らなかったんだけど#3のほうはどこかで聞いた事のある曲だった。
天井の幾何学的な音響反射板が印象的。演奏者はボストンシンフォニーオーケストラ。一流の心地よい音に、おもわず眠くなる。
クラシックを聞くお作法は、Jazzとは違い、一楽章完全に終わるまで、曲の節目でも決して拍手はせず、じっと黙って聞くもののようだ。クラシックはエキサイトせず、お上品に聞き、演奏が完全に終わってから延々拍手を続けて演奏が良かったことを表現するようだ。緻密さはやはりオーケストラは凄いが、僕はライブハウスのJazzのほうがやはり純粋に楽しめる気がする。

宿は近くのWoodland Hillsキャンプ場。私営でキッズ歓迎なキャンプ場だが、緑が美しい。
夜中までさわぐ子供の声に起こされてしまったのが玉にキズ。
テントは設営と撤収が楽な20年物のダイクマテント。本気用のLLBeanのテントはとても快適だけど、畳むのが面倒で一泊では張る気がしない。

帰り道に以前訪れたことがある、Great Barringtonの日本食屋Bizen によってみた。
MAの田舎とは思えない美味しさだったのだが、残念ながらオーナーで陶芸家のマイケルは不在だった。

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